医師と患者

うつ病ではないかと疑うならまずはチェック|様々な制度が助けとなる

うつ気分と見分ける

ハートを持つ人

心の弱さが原因ではない

セルフチェックをした人なら分かるように、うつ病の症状には気分が突然悲しくなること、食欲に過度な変化が出ること、睡眠障害が出ることなどがあります。これ以外にもいろんな症状が出るので、自分で症状をチェックして冷静に判断し、クリニックでの治療が受けられるようにしましょう。一番注意したいのが、「怠けているから」「心が弱いから」急に悲しい気分になったり、やる気が出なくなってしまうのだと思いこんでしまうことです。症状をチェックすれば分かるように、うつ病は集中力がなくなるという、一見自分でなんとかできそうなことも症状の一つとして現れるのです。これは脳内で働いている成分の分泌量が変化することで起こってしまう症状であるため、自分でなんとかやる気を出す、ということができないのです。どう足掻いてもできないため、「自分はだめだ」と落ち込む度合はますます高くなってしまいます。

気分との違い

「うつ」という言葉は、病気でなくても使う言葉です。そのため、けじめをつければ誰でもこの病気を克服できると思いこんでしまうのです。そうすると余計に病気を悪化させる原因ともなってしまうので、病気と「うつ気分」の違いをチェックすることが大切になってきます。うつ気分やうつ状態という言葉は、病気の状態を指してはいません。悲しいことが起こってしまった時、悲しい気分になるのは当たり前のことです。これだけだと「うつ状態」と言うことはできますが、「うつ病」と言うことはできません。明確な違いをチェックして、クリニックに行くか行かないかを決めるべきです。チェックすべき明確な状態は、妄想状態が起こっているかいないかです。事実とは異なるのにも関わらず、罪業妄想や心気妄想といった、日常生活をも脅かすような状態に陥ってしまっているのならばうつ病は進行しているといえます。さらにチェックするのは、うつ気分からの回復の期間です。2週間程度で気分が回復するのだとすれば「うつ状態が回復した」という判断になります。